小杉の歴史巡りコース

大仏 横長

旧北陸道の史跡のほか、工芸・偉人の功績を巡る充実コース。ここを巡れば、小杉の町並みのすべてがわかります。

小杉駅

明治32年(1899)、官設鉄道北陸線の駅として開業しました。
駅舎北口と1番ホームには、熟練の左官職人が作った鏝絵が展示されています。デザインは全国から公募しました。待合室にも「ナマズ」をモチーフにした鏝絵が展示されています。

所在地 射水市三ヶ4156-2
TEL 0766-55-0065
時間 7:00~19:30

徒歩約6分

西土寺

加賀藩主の位牌が残る、歴史深い寺院

文明2年(1470)の創始と伝え、寛永年間(1624~29)に現在地へ移転した。永禄7年(1564)には、本願寺が末寺に課した銭300文を納め、天正8年(1580)には、本願寺一門寺院の興正寺に所属するなど、地域の門徒を統括する中心的な寺院であった西土寺は、江戸時代に加賀藩主が江戸で没すると、金沢 城下に戻る途中に西土寺で遺体を一時安置し、読経を行って位牌を作ったと伝えられており、五代藩主綱紀、七代宗辰、八代重熙の位牌が残されています。

所在地 射水市三ケ本中町 2146
TEL 0766-55-0524

徒歩約1分

開智社跡

明治の知識の発信地

明治6年(1873年)、増田伝七が開いた書店であり、後に伝七の弟の贊と、老田村出身の海内果がここに「相益社」を結成。明治10年(1877年)に、雑誌『相益社談』を創刊。『相益社談』には、東京の学者や地元有識者から民権・経済・教育・人生・健康等、幅広いテーマでの寄稿が寄せられ、販路は北陸地方一帯に及んだことで知られています。ここから発信された新しい知識は、社会や生活の改善に大きな役割 を果たし、現在、跡地には、「開智社之跡」と刻んだ石碑が建立されています。

所在地 射水市 三ケ常盤町3332
(青井呉服店前)

徒歩約1分

家具

富山木象嵌展示場

富山木象嵌(もくぞうがん)の常設展示、体験もできる人気スポット

様々な色合いの木を糸のこぎりで切り取りはめ込んで作る、富山県指定伝統工芸「富山木象嵌(もくぞうがん)」。永森家具では、2019年10月から木象嵌の常設展示を始め、2020年7月18日から体験スペースもオープン。木象嵌の木の温かみ溢れるコースターづくりなどを楽しめます。

所在地 永森家具
射水市三ケ 3331
TEL 0766-55-1270
時間 10:00~18:00
休み 年末年始

※木象嵌制作体験は土、日、祝のみ前日まで要予約

徒歩約3分

射水・砺波郡奉行所跡

歴史を感じる、郡奉行所跡地

郡奉行所は、奉行2名、足軽20~30人が常勤し、十村の人事、年貢徴収、土木工事及び簡易裁判等がおこなわれました。寛文5年(1665 年)には奉行の住む役宅が2棟建てられ、東貸屋・西貸屋と呼ばれ、その他、足軽長屋や牢屋もこの地に設けられていました。明治維新によって奉行所は廃止となり、跡地は住宅地として開発され、現在は跡地周辺を示す石碑(昭和49年3月建立)が残されています。

所在地 射水市三ケ 1982

徒歩約1分

みせ

中村楼

北陸の老舗料亭で日本の美、季節の喜びを味わう

文政7年(1824年)に創業した北陸の老舗料亭として知られる中村楼では、四季折々の富山の旬素材を、京都の料亭で修業を積んだ料理人が磨き抜いた技と経験で仕上げた、格調高いお料理を楽しむことができます。和の風情が漂う空間でいただく、地元で獲れた天然真鴨の鴨すきが人気。春の筍掘りや、網を使用して鴨を傷つけることなく捕獲する伝統的な『谷仕切網猟』などを見学・体験できるのも魅力です。

所在地 射水市三ヶ常盤町 3304
TEL 0766-55-0063
時間 11:00~22:00

徒歩約6分

蓮王寺

越中三大仏のひとつ「小杉大仏」を拝む

大宝元年(701年)創建と言われている高野山真言宗の古刹、鷹尾山蓮王寺。木造大仏である丈六阿弥陀如来像(小杉大仏)は、高岡大仏、庄川大仏と共に越中三大仏と称されています。台座をあわせた高さは 5m、木造仏としては富山県内最大を誇っています。銅造地蔵菩薩立像、千躰不動明王や越中瀬戸焼の香炉といった寺宝が、蓮王寺の歴史を物語っています。

所在地 射水市三ケ高寺 1597
TEL 0766-55-0157
時間 8:00~17:00

徒歩約1分

十社大神-春季例祭のため色鮮やかな旗を境内各所に設置

十社大神

伊勢神宮ゆかりの歴史的・文化的価値の高い古社

応永7年(1400 年)伊勢神宮の末社として鎮座され、昭和2年に三ケ地内の14社がこの地に合祀され「十社大神」となった伊勢神宮にゆかりのある古社です。境内には木造神馬一対、木造狛犬一対、木造千手観世音菩薩立像など多くの市指定文化財があり、神馬・狛犬ははるばる伊勢神宮から運ばれてきたとされます。また、合祀された際の十社大明神の拝殿とされる宝物殿や鏝絵(こてえ・左官職人)作家の竹内源造が造った橋など貴重な建造物を見ることができます。

所在地 射水市三ケ1753
TEL 0766-55-0059

徒歩約4分

小杉展示館

小杉町の文化や歴史を学べる展示館

1986年に小杉町民展示館として開館した当館は、かつて存在した「小杉貯金銀行」の社屋として1911年に新築された黒漆喰で塗り上げられた土蔵造りの建物で国の登録有形文化財となっています。館内では、1816年頃から1907年頃まで、4代にわたり旧小杉町で焼かれた小杉焼、昭和初期以降からの復興小杉焼、小杉出身の郷倉千靱画伯の遺品等が展示されており、小杉町の文化や歴史を感じることができます。

所在地 射水市戸破 4286-1
TEL 0766-55-3338
時間 10:00~17:00
(入館は 16:30 まで)
休み 月曜日(祝日の時は翌日)
年末年始(12月20日~1月3日)
歴史

徒歩約4分

戸破11 竹内源造記念館竣工 

竹内源造記念館

海を渡った左官、竹内源造の鏝絵に感動する

昭和9年(1934年)に旧小杉町役場として建てられた二階建て木造洋風建築は国登録有形文化財となっており、平成 14年に竹内源造記念館として開館し、館内には竹内源造の代表作国内最大級の「名越の双龍」が出迎える他、竹内源造に関する資料が展示されています。歴史を感じる建物と迫力のある鏝絵作品は一見の価値あり。鏝絵の体験教室もおこなわれており芸術に感動し楽しむことができます。

所在地 射水市戸破 2289-1
TEL 0766-55-3288
時間 9:00~17:00
休み 月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始
料金 観覧無料

徒歩約4分

藤井右門公園

小杉町の偉人の歴史とロマンに触れる

藤井右門は享保5年(1720)旧小杉町に生まれ、勤王の思想を説き、尊皇倒幕、王政復古を願い、大政奉還の実現のため諸国を巡り、運動に身を挺した勤王の志士です。昭和11年、当時の県議会議長であった地元の片口安太郎が中心となって、遺骨を分骨し、日澄寺横の現在地(右門公園)に廟が建立されました。

所在地 射水市戸破
藤井